3人編成のバンド、いわゆるスリーピースバンドの良さは、なんといってもメンバーそれぞれの出す音がダイレクトに聴こえてくることではないでしょうか?
今回は、比較的知名度があるスリーピースのインディーズバンドをまとめてみたので、紹介していこうと思います!
八十八ヶ所巡礼
2006年に結成されたスリーピースロックバンドです。
怪しげなムードを奏でる、プログレッシブ・ロックを中心としたサウンドが特徴。唸るようなベース、テクニカルなライトハンド奏法のギター、力強いドラムが印象に残るとともに、ボーカルのマーガレット廣井さんが書く独特かつキャッチーな歌詞が癖になります。
2007年にバンドとして初のCD「日本」をリリースしてから、コンスタントにアルバムを発表。また、ライブも精力的に行っており、口コミなどでも話題になっているようです。
The Mirraz
こちらも同じく、2006年に結成されたスリーピースロックバンド。
イギリスのバンド・Arctic Monkeysに影響を受けているほか、最新の洋楽を積極的に取り入れた楽曲を制作しているようです。
2012年に、一度メジャーデビューを果たし「EMI Music Japan」所属になりましたが、2019年にメジャーレーベルを離れ、自主レーベルを設立。
そして、2022年には自主レーベルの設立5周年を記念し、フルアルバムを発表しました。ミイラズらしい言葉遊びがふんだんに盛り込まれた楽曲となっているそうです。
w.o.d.
2009年に結成された神戸出身のスリーピースバンド。
当初は「webbing off duckling」という名前で活動していたそうですが、途中からこれを略した現在のバンド名に変更したといいます。
ギターボーカルのサイトウタクヤさんは、イギリスのロックバンド・Led Zeppelinに憧れていたようで、彼らを目標に活動を本格化していったとのこと。
今や、グランジロックを日本語で叩き起こしたと言えるセンスと、オリジナリティを見せつけ、リスナーだけでなく、アーティストや音楽関係者をも惹きつけるほどの存在に。突き刺さる歌声と、歪んだギター、ヘビーなベースとドラムによる研ぎ澄まされたグルーヴを味わえるバンドです。
まとめ
今回、スリーピースのインディーズバンドをいくつか紹介してきました。
3人以上の編成のバンドより表現の幅が狭いなかでも、スリーピースにこだわって活動しているバンドはどこかかっこよさを感じます。個人的には、スリーピースだとライブ中にドラムが見えやすいというのも、シンプルに良いなと思う部分ですね!